プロフィール
1980年信州大学医学部卒業。同大脳神経外科にて、脳神経外科の権威である杉田虔一郎教授、小林茂昭教授に師事する。1989年より2年間、米国・メイヨークリニック脳神経外科へ留学、クリニカル・フェローとして世界的にも有名なサント教授のもとで研修。帰国後、2001年に獨協医科大学脳神経外科講師、2003年より森山記念病院脳神経外科部長を経て院長に就任。
2020年に入り、前年に中国で発生した新型コロナウイルス感染症〜COVID 19の感染が、全世界に拡散し、人々の生活形態、社会のあり方も根底から変化してしまいました。
そのウイルスが自然界と共生していたレッドゾーンに、自然開発という名のもとに人間が足を踏み入れてしまい、自然界とのゾーニングが保てなくなってしまった結果という感が否めません。
新型コロナウイルスに対するワクチンの開発が急ピッチで進められ、2021年に入りワクチン接種が、世界で行われるようになり、ある程度の効果が見られるようになってきました。
しかしながら変異型ウイルスが世界各地で発生し、モグラ叩きのような情勢となってきており、未だ終息に向かってのトンネルの出口が見えない状況と思われます。
この感染症に対する対策の必要性は、少なくとも2022年にも及ぶのは間違いないと思われる状況と思います。日本において東京は感染の中心地域となっている状況であり、当院も救急を引き受け入れる以上、感染の危険性と常に対峙し対処しなければいけません。
外来、入院患者さんが安心して診察・治療を受けられるように、PCR検査、抗原検査等適宜迅速に検査出来る体制も整え、万全の体制で医療に臨めるようにしております。
“全ては患者さんのために” 地域医療への貢献を目指し、世界水準の医療を地域へ、のスローガンの元に職員一同日々精進して参ります。今後共宜しくお願い申し上げます。