別館紹介

別館紹介

別館のご案内

202011月に森山記念病院別館が完成し利用を開始しました。
20166月から利用してきた本館と1階から4階まで各階が渡り廊下でつながっており、本館と一体的に利用することで病院全体としての機能が充実いたしました。

別館には、画像診断センター、内視鏡治療センター、血管内治療センター、循環器センター・ハイケアユニット(病棟)が配置されており高度な水準の治療、検査、集中ケアを実践する機能が配置されている点で森山記念病院・別館高度医療センターと呼ぶに相応しい位置づけです。

以下、別館の各機能を説明します。

別館の紹介

1階 画像診断センター

MRI室、CT室、一般撮影室を増設。

 病院全体として画像検査の待ち時間の短縮を目指します。

3T(テスラ)MRI(フィリップス社)を導入。

 同機は「確信が持てる画像診断」「さらなる高速化」「検査ストレスからの開放」が
 コンセプトとされています。

・世界で唯一の320列、160mmエリアディテクターを搭載した、Aquilion ONEシリーズCT
 (キャノン社)を導入。

・大腸CTCTC)を開始。

 患者さんの負担も軽く極めて短時間で終了する検査です。

受診のご案内

3T(テスラ)MRIは脳動脈瘤等の血管病変の診断能に優れるため、脳梗塞、脳腫瘍、
   脳出血、脳委縮など、小さな病変でも発見できます。

 40歳を過ぎたら、年に一度は脳ドックを推奨します。

・大腸CTCCT)は内視鏡を使わない大腸検査です。

 内視鏡を大腸内に挿入せずに大腸を調べる新しい検査です。

 内視鏡検査のように多量の下剤を飲む必要がありません。 

 短時間(15分程度)で検査結果がでます。大腸がん検査に役立ちます。

2階 内視鏡治療センター

・内視鏡治療環境が充実。

 前処置室やトイレ、更衣室、リカバリーベッドなども備え快適に検査が受けられます。

・全4部屋体制です。3部屋は食道、胃、十二指腸、大腸の治療・検査を行い、
 もう1部屋は放射線装置を用い各種処置や肝胆膵内視鏡を実施します。

・オリンパス社/富士フィルム社の最新機器です。

・内視鏡専門医や内視鏡検査専門の看護師が勤務します

受診のご案内

・内視鏡精密検査だけでなく、止血処置、ポリープ切除、早期癌の切除手術、総胆管結石の処置など実施しています。

・日本人に多い大腸がんや胃がんの予防のため、消化器ドック〔胃内視鏡、大腸内視鏡検査)を推奨します。


3階 血管内治療センター

・血管造影装置は3台体制。2台増設(フィリップス社)。

 同装置は質の高い治療をより効率的に支援する機能が搭載され、高い医療品質と効率性の
 両立を目的に開発されました。

 脳神経外科・循環器内科など各診療科の医師が同時に治療・検査が可能になりました。

・脳神経外科では、脳血管障害の画像診断及び血管内治療などに利用され、
 循環器内科では、心臓カテーテル検査・治療、経皮的冠動脈インターベンション
 (PCI)、アブレーション治療などに利用されます。

【受診のご案内】

24時間365日の体制で、脳卒中専門医や循環器内科・心臓血管外科専門医が血管内治療に備えています。

・万一の緊急受診に備え、ご自宅では当院診察券とお薬手帳を一緒に置き、必要時は森山記念病院(☎03-5679-1211)にご連絡ください。

・脳神経外科では、低侵襲とされている脳血管内治療を積極的に取り入れ
 治療を行なっています。
 患者さんの状態に応じて血管内治療、開頭治療、保存的治療からガイドラインを基に
 最良の選択をします。

・循環器内科では、心不全や狭心症、心筋梗塞、心筋症、心筋炎、心臓弁膜症、不整脈、高血圧、閉塞性動脈硬化症など、心臓や血管に関係する病気をお持ちの患者さんの診療にあたっています。

4階 循環器センター・ハイケアユニット(病棟)

・循環器センター・ハイケアユニット(HCU)は、

 救急搬送後や手術後など、濃厚な集中的治療を必要する患者さんの治療・看護を行う病床です。

・専門医と専門知識を持つ看護師、薬剤師、リハビリ、管理栄養士などが多職種で連携して治療にあたり、病状の早期回復を目指します。

・急性心筋梗塞や狭心症に対する集中治療を行います。

エキスパンションジョイントについて

免振建物である森山記念病院(本館)と非免振(耐震)建物である森山記念病院(別館)は

一見、単なる渡り廊下でつながっているように見えますが、
実は、両方の建物のつなぎ目にはエキスパンションジョイントと呼ばれる高度技術が隠されています。

免振建物と非免振建物は、地震の際、揺れ方が異なるため、場合によっては、渡り廊下が崩落する危険があります。

このエキスパンションジョイントと呼ばれる特殊技術はそれぞれの建物の揺れの違いを吸収し、大きな揺れの地震がきても、渡り廊下が崩落せず、両方の建物とそのつなぎ目が維持される仕組みとなっています。

医療機関という重要インフラが大地震の際にも機能できるよう株式会社フジタ様が綿密な検討の上、導入施工いたしました。



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