フットケア外来

フットケア外来

ごあいさつ

足は第2の心臓と言われています。基礎疾患がある方が、足を失うと生命予後が悪化すると言われております。糖尿病や腎機能障害、心臓病がある方は特に足病変が出来やすくなります。下肢の動脈硬化による閉塞性動脈硬化症(末梢動脈疾患)では足の冷感から始まり、足の痺れや歩行時の痛みを伴い、進行すると安静時の足の痛みや足の壊疽を伴う重症下肢虚血となります。重症下肢虚血では大切断のリスクが高く、命の危険もあります。
当院では早期発見と早期治療および発症予防を心がけ、フットケア外来を開設しました。足に悩んだ患者様のための窓口になればと思っています。なるべく多くの患者様の足を健康に保てるように見ていきたいと思います。
どうぞ気兼ねなく受診ください。


◇次のような症状があればお気軽にご相談ください。

 ・足が冷たい
 ・歩くと足が痛くなる
 ・足が浮腫んでいる
 ・足に傷ができた(もしくは治らない)
 ・他院で足の血流が悪いと言われた
 ・もしかして自分の足が悪いのではないかと心配

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フットケアの基本

除圧

足に傷がある場合は、患部の除圧が必要になります。
多くの場合は靴擦れなどで発症しますので、適切な靴を履けているかチェックします。他院で治療を受けている場合でも意外と除圧は出来ていなかったりもしますので、ぜひ確認ください。

                     

圧迫療法(弾性包帯・ストッキングなど)

主に静脈疾患やリンパ浮腫に対する圧迫療法です。
特に浮腫が原因でできる潰瘍は難治性であり、適切な圧迫治療を行わないとなかなか治らず、蜂窩織炎などの感染症を合併することもあります。当院では圧迫療法の資格者(コンダクター)による専門治療を行っております。

                     

爪切り

足の爪切りは難しく、自分では切れないこともあります。
特に巻き爪や肥厚爪などの場合は自分で無理に切ろうとすると傷を作る原因となる場合があります。

                     

創処置

足の傷に塗る軟膏は傷の状態に合わせて変える必要があります。
しかし、一度広がった壊疽は残念ながら元に戻らないため、外科的治療を介入する必要があります。

                     

胼胝(たこ)・鶏眼(魚の目)

鶏眼や胼胝があるとその部分に圧力がかかり、傷の原因となります。適宜削ったり、処置をする必要があります。
糖尿病や外反母趾・内反小趾、偏平足など足の変形がある方は局所的な力が加わりやすく、胼胝ができやすくなると言われています。
このような場合はインソールを作成したり、オーダーメードの靴を作成できますので、お気軽にフットケア外来にてご相談ください。



靴、装具、除圧デバイスの例

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主な疾患および鑑別疾患

足が冷たい、歩くと足が痛い

・末梢動脈疾患/閉塞性動脈硬化症
・脊柱管狭窄症

                     

足に傷がある

・重症下肢虚血
・糖尿病性足病変(糖尿病性足壊疽)
・うっ滞性皮膚炎/うっ滞性潰瘍(静脈性潰瘍)
・胼胝下潰瘍

                     

足が浮腫んでいる

・静脈還流障害(深部静脈血栓症、下肢静脈瘤、廃用性浮腫)
・リンパ浮腫
・うっ血性心不全
・肝機能障害または腎機能障害



糖尿病性足壊疽の例    重症下肢虚血の例
          

うっ滞性潰瘍の例

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治療について

高度の血流障害がある場合は血管内治療や外科的治療が必要になります。
また足の壊疽や潰瘍は外科的治療が必要になることがあります。

                     

血管内治療(EVT)

主に末梢動脈疾患や重症下肢虚血に対して行います。いわゆるカテーテル治療となります。局所麻酔下で小さな針孔程度の傷しか残らないため、比較的高齢の方でも治療が可能です。
当院ではカテーテル専門医による、難しい病変の治療も積極的に行っております。他院で不可能と言われた場合でも是非一度当院にご相談ください。

                     

外科治療(バイパス術や血栓除去術など)

血管内治療が難しい症例では外科治療を行うことがあります。自家静脈や人工血管等を用いてバイパスを行ったり、血栓を外科的に摘出することもあります。

                     

デブリドマン・切断術

足部の壊疽や潰瘍では、壊疽部分の外科的除去(デブリドマン)や切断術を行うことがあります。
放置しておくと感染拡大することがあるため、時に緊急で処置が必要な場合もあります。

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巻き爪矯正治療(3TO)始めました

巻き爪治療は大きく分けて以下のような方法があります

通常の爪切り(保険診療)


食い込んだ爪を上手に切ることで痛みを軽減させます。保険診療であり、施術には痛みを伴いませんが、爪が伸びてくるとまた再発する可能性があります。



フェノール法(保険診療)


局所麻酔を用いて、食い込んだ爪の部分を含めて一部切除し、フェノールという薬剤を用いて爪の一部を再生できなくする施術です。施術した部分の爪は生えなくなるので再発のリスクは低いです。当医療法人では森山総合クリニックの形成外科外来で行っています。



巻き爪矯正治療(自費診療)


さまざまな巻き爪矯正治療がありますが、いずれも自費診療であり、その値段や矯正力はまちまちです。これまで当院では巻き爪爪矯正は他のクリニックや巻き爪センターにお願いしておりました。今回、3TOVHO式巻き爪矯正治療の資格を取得し、当院でも治療を開始しました。(他の巻き爪治療は資格不要なものが多いですが、3TOは資格の必要な医療行為となります。)3TOの特徴としては、他の矯正治療に比べても矯正力が優れており、爪が深く切り込んでいても施術可能で、施術当日から入浴、運動も可能であり、日常生活に支障がない優れた方法と言えます。







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巻き爪矯正治療(3TO、VHO)

方法

 専用のスチール鋼を爪の大きさに合わせて切り、爪の湾曲状態に合わせてワイヤーを湾曲させます。
 これを爪の左右に引っ掛け、専用のフックを用いて巻き上げ、固定します。

 余分なワイヤーをカットした後、ジェルでワイヤーの固定部分をカバーします。

爪の横に引っ掛けたワイヤーは、一見、食い込んで痛いように見えますが、血管が走っている真皮内まで突き刺すわけではないため痛みを感じることはなく、出血もしません。従って、麻酔の必要もありません。
固定したワイヤーは爪の伸びとともに前方に移動するので、施術して約3ヵ月後に付け替えを行います。
これを半年から1年くらいかけて矯正していきます。




 

価格(自費診療)

 

・初回(診察料+処置料(材料費込)):¥10,000(税抜)

・チェックのみ(診察のみ):¥2,000(税抜)

・ワイヤー交換(診察+処置料(材料費込)):¥8,000(税抜)

・1趾追加 処置料のみ(材料費込):¥6,000(税抜)


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装具診(フットウェア)開始のお知らせ

  • フットケア外来と装具診
  •  これまでフットケア外来と装具の外来が別日でしたが、今回新たにマイスター靴工房KAJIYA(マイスター靴工房KAJIYA|下肢装具・医療用靴の製作・販売)さんと連携しフットケア外来と同日に装具診を開始しました。
  • KAJIYAさんの装具は糖尿病性足病変や、重症下肢虚血、胼胝・鶏眼、足変形のあるような足病患者様のために特化した装具です。
  • 装具診は隔週の金曜日午前となりますので、装具希望の方は事前に当院に確認ください。

  • 保険制度について

  • 糖尿病足病変の装具の製作には、健康保険制度の利用が可能です。
    平成28年度より、1年間に1足の頻度で保険制度を利用した装具の製作が可能になりました。
  • フットケア外来にかかる足病患者様の多くは保険適応で装具作成が可能です。
    詳しくはお問い合わせください。

糖尿病性足病変のある方、胼胝(タコ)や鶏眼(ウオノメ)がある方、外反母趾がある方、足趾切断の既往がある方は是非装具作成を検討ください

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医師紹介

  • 尾崎 俊介
    尾崎 俊介
    役職 フットケアセンター長・内科医員【循環器内科】
    学歴 千葉県立東葛飾高等学校卒業

    筑波大学医学専門学群医学類卒業
    経歴 筑波学園病院

    春日部中央総合病院 循環器内科

    板橋中央総合病院 循環器内科

    資格 日本内科学会総合内科専門医/日本循環器学会循環器専門医/日本心血管インターベンション治療学会専門医/日本心臓リハビリテーション学会指導士/浅大腿動脈ステントグラフト実施医/日本静脈学会弾性ストッキング・圧迫治療コンダクター/日本フットケア・足病医学会 会員/日本心血管インターベンション学会関東甲信越支部運営委員
    PR 心臓および末梢血管カテーテル治療を専門とし、フットケアに力を入れております。足は第2の心臓と言われているくらい大事ですので、他院で難しいと言われた場合でも是非一度フットケア外来にご相談ください。

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患者さんのご紹介について

ご紹介の際はフットケア外来又は各曜日の担当医宛でご紹介ください。
また、緊急の場合や、早急に入院が必要の場合は、救急外来まで直接ご連絡いただければ、すぐに対応いたします。

お問い合わせ

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フットケア外来

【受付時間】8:15~11:00
【診療開始時間】9:00~

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