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災害拠点病院

  • 江戸川区災害拠点病院
    社会医療法人社団森山医会
    森山記念病院
  • 災害拠点病院とは、災害時に多発する重症傷病者に対する救急医療体制を確保するため、

    高度な診療機能
    被災地からの重症傷病者の受け入れ機能
    広域搬送の対応機能
    災害派遣医療チーム(DMAT)の派遣機能

    などを備えた病院であり、災害時に主に重傷者の収容・治療を行う病院を指し、当院は2019年に東京都より指定を受けました。

    災害拠点病院は、耐震耐火構造で、3日分程度の医薬品、食料、水そして自家発電できる燃料の備えがなくてはならなく、その他にも、災害派遣チーム(DMAT)の配置、非常時の通信機能(衛星電話)の配備など様々な要件・基準をクリアすることにより指定されます。

災害拠点病院としての当院の役割と取り組み

当院は役割(ビジョン)のひとつに「災害時医療」を掲げており、平時は急性期・救急医療を提供し、大規模災害が発生したときは災害医療を提供することを使命としています。江戸川区内において、災害拠点病院の指定を受けているのは、当院を含め3院のみ(平成31年10月現在)であり、災害時等には69.5万人の江戸川区民および近隣住民の生命を守る社会的責任も非常に大きいものと捉えています。

江戸川区では大規模な災害が発生した場合、超急性期(発災後72時間)は、緊急医療救護所を災害拠点病院および災害拠点連携病院等の敷地内に開設し、トリアージ※1や軽症者の治療を行う体制をとっています。災害拠点病院である当院も災害時には緊急医療救護所を開設し、江戸川区医師会や関係各所と連携を図り、傷病者の治療を行う江戸川区における災害時医療の中核的役割を担っています。

災害医療では、一人の患者にかける医療の「質」よりも、いかに多数の患者に対して、限りある医療を迅速かつ効率的・効果的に提供できるか、という観点が常に要求されます。そのため常日頃からの訓練の積み重ねが非常に重要となります。

組織・スタッフ

災害対策委員会

災害対策本部

発災時には、病院内に災害対策本部を設置し、病院長を対策本部長として被災状況報告を各部署より受け、医療継続の可否を判断します。
災害対策本部は、災害医療への切り替えを判断し、病院機能の復旧に全力を挙げて取り組み、被災者受け入れ態勢を確立します。

定期的な大規模災害訓練の実施

年に2回の大規模な災害訓練を実施し、さらに小規模な訓練も毎月実施することで、災害への備え・意識を高め、有事の際にも、対応できる技術・知識を磨いています。
大規模災害訓練では、緊急医療救護所を開設し、震災シナリオのもと、トリアージから重症度別エリアへの患者搬送、手術・入院対応、他院転送依頼連絡まで行っています。

DMAT隊

DMATとは「災害急性期に活動できる機動性を持った、トレーニングを受けた医療チーム」と定義されています。
災害派遣医療チーム「Disaster Medical Assistance Team」の頭文字をとって略してDMAT(ディーマット)と呼ばれています。
チームの構成員は、医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。
当院でも、「日本DMAT隊員養成研修」の受講を終えたDMAT隊を有しています。

災害に強い建築物

免震構造

2系統からの電力供給

大規模な災害が発生し、本線からの送電が停止した場合でも、予備電源線で受電できる2系統の受電方式を採用しています。

自家発電装置

電力供給が断たれた場合でも、自家発電装置により約3日間分の電力を発電することが可能です。

貯水槽

災害により公共上水道が使用できない場合においても、受水槽に災害発生から約7日間分の必要水量を確保しています。