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歯科口腔外科 診療科案内

歯科口腔外科 診療科案内

口腔の健康と全身の健康

口腔は食べ物を咀嚼し・味を堪能し飲み込み・消化する、という健康な人間にとってごく当たり前で、栄養を体内に取り込むという重要な行為に最初に関わる器官です。食べ物を咬み砕き(咀嚼)・飲み込む(嚥下)には、歯や歯周組織、それに付随する顎や顔面の骨・筋肉がそれぞれ連携し絶妙なバランスを保ちそして機能するという重要な働きを担っています。

近年の医学の進歩により、平均寿命は飛躍的に伸びてきましたが、歯を失う主な原因は歯周病とむし歯です。口腔内には 700 種類以上の微生物が存在しプラーク(歯垢)の細菌凝集程度は湿重量 1mg あたり約 10 8 ~ 9 個程度とされています。歯周病もむし歯も主として細菌感染に起因しており、口腔内は歯肉などの粘膜は血流が豊富で、しかも粘膜の直下は顎骨(あごの骨)とういう特殊な環境にあるので、口腔内の細菌は歯周組織などから近接する臓器(顎骨や周囲の筋組織など)へ、また血流を介して他の臓器への感染や細菌の発する内毒素などの影響を起こしやすい環境にあります。それ由、口腔内の細菌感染をコントロールする事(口腔内を清潔な状態に保つ事)が重要です。最近の報告では歯科疾患と全身疾患の関連性についても以下のように指摘されています。

  • 呼吸器疾患
    誤嚥性肺炎
    人工呼吸器関連肺炎
  • 脳血管疾患
    脳梗塞
  • 心臓疾患
    心筋梗塞
    感染性心内膜炎
  • 妊娠トラブル
    早産
    低体重児出産
  • 糖尿病
  • 骨粗鬆症
  • 関節リウマチ
  • 糖尿病・メタボリックシンドローム

口腔のあらゆる働きを健全に維持する事は、全身疾患の疾病の治療・予防となり、また健康を保持増進しリハビリテーションにより全身の健康とQOL向上を意味します。口腔は「食べ物の入り口」であると同時に環境次第では「病気の入り口」となります。

歯科口腔外科は口腔の健康を保つことは勿論ですが、全身疾患に関わる重要な臓器として口腔という組織の重要性について周知いただき、歯科口腔外科における治療を通して全身の健康を保つ事に貢献します。

対象疾患 治療内容

  • 顎顔面・口腔疾患
    ・埋伏歯:水平埋伏智歯、過剰埋伏歯など
    ・顎・口腔腫瘍:良性腫瘍、歯原性腫瘍など
    ・嚢胞:顎骨嚢胞、軟組織嚢胞など
    ・口腔粘膜疾患:アフタ性口内炎、扁平苔癬、ドライマウス、味覚障害、舌痛症など
    ・唾液腺疾患:唾液腺炎、唾石症、粘液嚢胞、腫瘍など
    ・顎関節疾患:顎関節症、顎関節炎、顎関節脱臼など
    ・外傷:歯牙破折、歯牙脱臼、歯槽骨骨折、顎骨骨折、口腔内外の軟組織裂傷など
    ・炎症:智歯周囲炎、顎骨炎、顎骨骨髄炎、歯性上顎洞炎、薬剤関連性顎骨壊死、膿瘍、蜂窩織炎など
  • 先天性口腔・顎・顔面疾患
    ・舌小帯強直症など
  • 周術期等口腔機能管理
    ・歯科疾患を有する患者や口腔衛生状態不良の患者における口腔内細菌による合併症(手術部位感染、病巣感染)、手術の外科的侵襲や薬剤投与等による免疫力低下により生じる病巣感染、人工呼吸管理時の気管内挿管による誤嚥性肺炎等の術後合併症の予防
    ・脳卒中により生じた摂食機能障害による誤嚥性肺炎や術後の栄養障害に関連する感染症等の予防等
    【対象手術の例】
    ・頭頸部領域、呼吸器領域、消化器領域等の悪性腫瘍の手術症例
    ・心臓血管外科手術症例
    ・人工股関節置換術等の整形外科手術症例
    ・臓器移植手術症例
    ・造血幹細胞移植症例
    ・脳卒中に対する手術症例
  • 一般歯科治療
    ・一般の歯科医院では治療が困難な患者様、基礎疾患(心疾患、脳血管障害、糖尿病、腎疾患、出血傾向、など)を有する患者
    ・当院入院中の患者様
    応急的な歯科治療や口腔ケアを行います。
  • 睡眠時無呼吸症候群

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問い合わせ先

電話番号:03-5679-1235(歯科外来直通) FAX:03-5679-1235(歯科外来直通)

医師紹介

園田 格

    • 役職:
    • 歯科口腔外科 部長
    • 学歴:
    • 鹿児島大学歯学部 卒
      東京医科歯科大学博士過程終了
    • 職歴:
    • 東京医科歯科大学歯学部附属病院
      千葉西総合病院
      武蔵野赤十字病院
      森山記念病院
    • 資格:
    • 歯学博士
      日本口腔外科学会専門医
      日本がん治療認定医機構がん治療認定医(歯科口腔外科)
      歯科医師の臨床研修に係る指導歯科医講習会修了
      がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了