心臓血管外科

心臓血管外科

ごあいさつ

2018年12月に脳卒中・循環器病対策基本法が成立し、今後、脳卒中と循環器病に対し、さまざまな施策が行われることになります。当院は、循環器診療の発展が望まれていました。これに対応すべく、数年前から循環器内科医と心臓血管外科医の充足を図り、心臓及び血管の治療を行っております。また、江戸川区では、循環器病の患者さんが区内で治療が完結していないことが問題となっております。
今後は、さらに心臓血管外科並びに、循環器診療を発展させて、地域住民の皆様が安心してかかれる病院にしたいと思います。

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診療科の特徴

多くの専門医を取得した医師が所属しています

心臓血管外科専門医の他に、心臓血管外科修練指導者の資格を持っているほか、外科専門医、外科指導医、循環器専門医、胸部ステントグラフト実施医・指導医、腹部ステントグラフト実施医・指導医、下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医・指導医の資格を持った医師が診療にあたっております。

海外留学経験の多い医師が所属しています

米国や欧州で研修を行った医師が所属し、森山医会が掲げる「世界水準の医療を地域へ」を実戦しております。

丁寧な説明を受けることができます

患者さん及びご家族の皆様に丁寧な説明を心掛けています。
画像を提示しながら、あるいは検査結果を示しながら分かり易く説明します。説明した文書もお持ち帰りいただけますので、あとでゆっくり読み直すことができます

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主な疾患

血管の病気
下肢静脈瘤、閉塞性動脈硬化症、腹部大動脈瘤、胸部大動脈瘤、急性大動脈解離

心臓の病気
虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など)、弁膜症(大動脈弁や僧帽弁の病気)、 このほか透析患者の内シャント造設術、シャントトラブルの治療も行っております。

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主な治療法

閉塞性動脈硬化症

閉塞性動脈硬化症とは、下肢の動脈が狭くなったり(狭窄)、詰まったり(閉塞)する病気です。
この疾患に対し、カテーテル治療とバイパス手術などの治療がありますが、当院では患者さんの状態、疾病の状況に応じて適切な治療を選択しており、患者さんがより高い満足を得るれるように努めております。

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤は、足の静脈が拡張し、浮き出てくるよく知られた病気です。

治療法は、4つあり、
①弾性ストッキング着用による圧迫療法
②硬化療法
③ストリッピング手術
④血管内焼灼術
です。

当院では、血管内治療を主に行っております

腹部大動脈瘤

腹部の大動脈が拡張してくる病気です。
症状もなく徐々に拡大し、最終的には破裂し、とても死亡率の高い病気で、「サイレント・キラー」と呼ばれています。通常症状がないため、この病気なりやすい65歳以上の男性はエコーなどでのスクリーニングが推奨されています。
当院では、診断から治療まで幅広く行っております。

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診療実績

心臟血管外科手術実績(年間) 2022年
件数
2021年
件数
2020年
件数
2019年
件数
2018年
件数
四肢の血管拡張術・血栓除去術 67 61 46 25 -
下肢静脈瘤血管内焼灼術 34 17 34 27 -
動脈形成術、吻合術 9 5 11 3 -
血管移植術、バイパス移植術 (その他動脈) 11 11 10 4 -
血管移植術、バイパス移植術 (大動脈) 0 1 3 2 -
血管移植術、バイパス移植術 (腹腔内動脈) 1 0 2 0 -
血管移植術、バイパス移植術 (下腿、足部動脈) 1 0 0 2 -
血管移植術、バイパス移植術 (膝窩動脈) 5 4 2 1 -
下大静脈フィルター留置術 1 0 10 0 -
下大静脈フィルタ除去術 1 0 6 0 -
動脈塞栓除去術(その他のもの[観血的なもの]) 8 2 7 1 -
動脈血栓内膜摘出術(その他) 3 2 9 1 -
大動脈瘤切除術 8 8 1 2 -
経皮的下肢動脈形成術 0 0 1 0 -
血管結紫術 6 2 1 0 -
血管露出術 0 0 1 0 -
その他 12 7 - - -
合計 167 120 144 68 -

医師紹介

  • 曽川 正和
    曽川 正和
    役職 心臓血管外科部長
    学歴 新潟大学 卒
    経歴 -
    資格 医学博士/日本外科学会専門医・指導医/心臓血管外科専門医・修練指導者/日本循環器学会専門医/心臓リハビリテーション指導士/胸部ステントグラフト実施医・指導医/腹部ステントグラフト実施医・指導医/下肢静脈瘤血管内治療実施医・指導医/リードレスペースメーカMicra実施医
    PR 立った状態で足の血管が浮き出ている人は、下肢静脈瘤の可能性があります。また、歩いていると徐々に足が痛くなる人は、閉塞性動脈硬化症かもしれません。いずれも治療で良くなり、生活の質が向上します。また、腹部大動脈瘤のように、通常症状がない病気もあります。

    当科では、腹部大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤の治療を積極的に行なっております。

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患者さんのご紹介について

ご紹介の際は心臓血管外科又は各曜日の担当医宛でご紹介ください。
また、緊急の場合や、早急に入院が必要の場合は、救急外来まで直接ご連絡いただければ、すぐに対応いたします。

お問い合わせ

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心臓血管外科

【受付時間】7:45~11:00、13:45~16:30
【診療開始時間】8:30~、14:30~

午前
5診 曽川
9:00
【オンライン診療】
※完全予約制
8:30~9:00
午後
5診 曽川
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