人工透析センター

人工透析センター

ごあいさつ

透析コンソールは48台あり、午前と午後の2クール制でプログラムを組み血液透析を行っています。オンライン透析も行っており、様々な問題を抱えている患者さんに対応できます。 また、シャント専門の医師が常駐し、スタッフも熟練しており患者さんは安心して透析を受ける事ができます。 腹膜透析(CAPD)にも取り組んでおり、数名の患者さんが様々なタイプのCAPDを受けておられます。腹膜透析(CAPD)は、昼間働きたい方やシャントに問題のある患者さんには向いています。 また、送迎バスによるサービスがあり大変便利です。

人工透析センター

小倉 明子

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診療科の特徴

患者さんの特徴

お年を召した方も多くみられますが、90歳過ぎてもお元気に透析生活を送っている方もいらっしゃいます。循環器疾患、消化器疾患など他の科の病気を併せ持っている患者さんも多くみられますが、他科との連携を密に取りながら、おひとりおひとりの患者さんに合った治療を進めております。

入院透析

病気や加齢により介護が必要になった場合など、通院することが困難になる透析患者さんが多くいらっしゃいます。
当院の療養病棟は、そのような患者さんに対して、入院しながら人工透析が受けられる環境を整えています。
まずは御相談ください。

救急時の透析対応が可能

バックに病院という大きな支えがあるため、すぐに入院や検査が必要な場合の対応が可能です。他科の医師の助言を仰ぐ事ができ、患者さんには大きなメリットと思われます。また、夜間の緊急時の透析にも対応できます。

腹膜透析外来

持続的腹膜透析を行っております。現在皆様順調で、食事制限も血液透析より比較的自由なため喜んでいただいております。詳しくは担当医までお問合せください。

オンライン透析の取り組み

長期の透析患者さんや、循環器系に問題のある透析患者さんに対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

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主な疾患

腎臓を悪くしてしまわれる方に多いのは、糖尿病と高血圧を併発している方です。そのほか、慢性糸球体腎炎、多発性嚢胞腎、腎硬化症(高血圧がベースにある方)、膠原病、先天性の腎臓病など様々な原因から腎臓を傷めてしまい、腎不全となり透析を始められます。
ただし、夏場の脱水や手術後などは透析を中止する場合もあります。

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主な治療法

血液透析

日本は大変良い技術があり、また携わる医療関係者も多いので安全な治療法といえます。

腹膜透析

ご自身でやってゆく治療なので、医療側とうまく二人三脚で進めてゆく必要があります。

腎移植

腎臓を提供してくださる方がいれば大変良いのですが、大変難しく皆様苦労されています。
以上三つの治療法を組み合わせることにより、患者さんの生活の質(QOL)は改善されます。

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診療実績

透析科手術実績(年間) 2022年
件数
2021年
件数
2020年
件数
2019年
件数
2018年
件数
エコー下 PTA
(薬剤コーティングバルーンカテーテル併用)
266
(80)
388
(51)
347
(-)
323
(-)
261
(-)
透視下PTA
(ステントグラフト併用)
21
(10)
14
(6)
18
(-)
10
(-)
13
(-)
外科的血栓除去+PTA 3 3 4 4 4
AVF造設術 16 14 11 12 17
AVG造設術 3 6 3 4 3
上腕動脈表在化術 3 3 9 2 4
瘤切除、他の外科治療 16 0 4 0 0
カフ型カテーテル留置術 11 11 5 5 8
合計 339 439 401 360 310

患者さんのご紹介について

ご紹介の際は人工透析センター又は各曜日の担当医宛でご紹介ください。
また、緊急の場合や、早急に入院が必要の場合は、救急外来まで直接ご連絡いただければ、すぐに対応いたします。

お問い合わせ

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